アラブ人・ユダヤと人種差別
西洋キリスト教白人社会ではフランス革命以降に少数民族の国民化と同化解放 (Emancipation) が進んだが、異端審問などに苦しんだユダヤ人達もその恩恵を受けた。そして、ドイツなどではユダヤ教改革など、ユダヤ人側からの同化努力も進んだが、この同化に対する多数派側からの疑問が近代反ユダヤ主義を育てる事になる。しかも、これは擬似科学である人種理論と結びき人種偏見とその結果としての惨事をもたらす。一方その犠牲者となったユダヤ人も加害者としての側面を持つ事は免れない。西洋植民地主義者の中には有色人種に偏見を持つユダヤ人がいたし、シオニストに中にも様々な人種主義者がいるし、建国六十年になるイスラエルの中にもユダヤ人同士の人種対立や差別が解消されていない。 又、そのシオニストによって占領下もしくは二級市民扱いを受けたアラブ人であるが、彼らの中にも人種的序列があり、アラブ人のアラブ系及び非アラブ系黒人に対する偏見は深く、時には彼らに対する扱いは残酷である。スーダン及びエジプトの「(相対的に)白い」アラブ人のダルフール地方の黒人に対する虐殺はその典型である。
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